ネコ

自宅でコーヒーを焙煎してみたいにゃ

ネコ

でも何から始めればいいか分からないにゃ

カエル

今回は焙煎方法と必要な道具ついて紹介するよ

 「自宅でコーヒーを焙煎してみたい!」「でもやり方や必要な道具が分からない…」そんなことありませんか。

 この記事で基本的な焙煎の知識を学び、必要な道具を準備することで誰でも自家焙煎にチャレンジすることができます。

 そうすることで市販の豆を買うだけでなく、自分で生豆を焙煎し、香りも味も自分好みにカスタマイズできるようになります。

 使用する道具はカエルが実際に副業で使用しているもの。焙煎のプロセスもカエルが実践している方法なので、誰でもお店クオリティの自家焙煎コーヒーが楽しめます。

 この記事では、焙煎の基本プロセスからカエルが実践している自家焙煎の方法、オススメの道具までわかりやすく解説します。是非最後まで読んで、あなたも自家焙煎デビューしましょう!

焙煎のプロセス

 焙煎とは、生豆に熱を加えて化学変化を促し、コーヒー特有の香りと味わいを引き出す工程です。大きく分けて4つのフェーズで進行します。

①乾燥工程(水抜き) / 約150〜160℃

 生豆に含まれる水分を飛ばす段階。豆が黄色っぽく変化し、青臭い香りが漂います。この工程をしっかり行うことが、その後の均一な焙煎につながります。

②1ハゼ / 約190〜200℃

 豆の細胞が膨張し、内部のガスが放出される際に「パチパチ」という高い音がします。酸味が引き立ち、豆本来のフルーティーな個性が現れるタイミングです。浅煎りはこのあたりで仕上げます。

③2ハゼ/ 約215〜225℃

 さらに温度が上がると「ピチピチ」という低い音がします。苦味とコクが増し、豆の表面にオイルが浮き出てきます。中煎り~深煎りに仕上げたい場合はここまで焙煎を続けます。

④冷却

 狙った焙煎度になった瞬間に豆を排出し、急速に冷やして焙煎の進行を止めます。冷却が遅れると余熱で焙煎が進みすぎてしまうため、スピードが重要です。

 以上、4つのフェーズで焙煎は進行していきます。

焙煎度による味わいの変化

8段階の焙煎度

 焙煎度は一般的に8段階に分類されます。焙煎が浅いほど酸味が強く豆の個性が出やすく、深いほど苦味とコクが際立ちます。

浅煎り

 豆の色は薄い褐色。組織が硬く、水分が多く残る。

ライトロースト

 強い酸味、青臭さ、コーヒーらしい香りは弱い。カッピングや酸味確認用。

シナモンロースト

 爽やかで鋭い酸味、フルーツや花のような華やかな香り。

ミディアムロースト

 主力の酸味にわずかな苦味とコク。

中煎り

 豆の色は琥珀色から褐色。酸味と苦味のバランスが良い。

ハイロースト

 酸味が和らぎ、苦味とコクが主張。バランスが良く、芳醇な香り。

シティロースト

 酸味控えめ、しっかりとした苦味、濃厚なコクと甘みのバランス。

深煎り

 豆の色は濃褐色から黒に近づく。表面にはオイルが浮いてくる。苦味とスモーキーな香りが支配的。

フルシティロースト

 酸味はほぼ消失、力強い苦味と濃厚なコク。エスプレッソ、アイスコーヒー最適。

フレンチロースト

 強い苦味と濃厚なコクが最大の魅力。酸味なし。エスプレッソやカフェオレなどに最適。

イタリアンロースト

 強烈な苦味、非常に濃厚なコク、スモーキーで焦げたような香ばしさ。アイスコーヒー、カプチーノなどに用いられる。

 以上、8種類の段階でお好みの焙煎度合いを見つけるのも楽しみの一つ。カエルはコクと苦味が特徴のフレンチローストがイチオシ。

焙煎の手段

 自宅でできる主な焙煎方法として以下の3つが考えられます。

①手網(鍋)焙煎

 ガスコンロの上で網(鍋)を振る、最もシンプルな焙煎方法です。道具が安価で手軽に始められますが、火力の安定に技術が必要で、煙が多く出るため換気に注意が必要です。

②手回し焙煎機

 火加減や排気のコントロールがしやすく、本格的な味を追求できます。ある程度の慣れは必要ですが、自分好みの焙煎を細かく調整したい方にオススメです。

③自動焙煎機

 温度と時間を設定するだけで、プロに近い再現性のある焙煎が可能です。価格は高めですが、安定した品質を求める方や焙煎を本格的に続けたい方に最適です。

オススメは小型自動焙煎機

 以上、3つの中でカエルがオススメすするのは③自動焙煎機です。なぜかというと、簡単に再現性の高い安定した焙煎ができるからです。

 ①の手網(鍋)焙煎はコストがかからないことが最大のメリット。デメリットとして火力のコントロールが難しく焼きムラができやすい上に、15分ほど鍋を振り続ける腕力が必要です。

 ②の手回し焙煎機は焼きムラが比較的でにくく、雰囲気も楽しめるため、庭やキャンプなど電源がないところで焙煎するのにオススメです。

 一方シンプルな仕組みのわりに1万円を超えるものあるなど、やや価格が高いことがネックです。

 ③の自動焙煎機の最大のメリットは品質の再現性です。シンプルな仕組みのものであれば操作も簡単で、すぐに使いこなせます。

 価格はピンキリで、家庭用の小型焙煎機だと数万から数十万といったところです。一度に焙煎できる量や熱源がガスか電気かによっても変わってきます。

必要な道具

KAKACOOコーヒーロースター

 カエルが実際に使っているのは「KAKACOOコーヒーロースター」です。ドラム電動で回転するタイプの小型焙煎機で熱源はガスコンロ。ドラムの回転はお任せで火力のみ人間がコントロールするといった方式です。

 一度に焙煎できる量は200~400gあたりといった感じで、個人で楽しむのも業務用として小さく始めるのにもちょうどいいサイズです。

 価格はAmazonで2026年4月現在3万円ほどで、セールだと3万円を切ってきます。家庭用の小型焙煎機だと「ジェネカフェ」も候補に入ってきますが8万円オーバーは手軽とは言いにくいです。

 肝心の味仕事にできるレベルの豆が焼けます。100点満点中80~90点の味が出せるイメージ。100点はでないけど高得点は狙えます。

 私見ですが正直60~70点レベルの味の豆を販売しているお店も少なくない中、3万円前後で80~90点の味をだせるのは高コスパかと思います。

 熱源がガスコンロのため火力がマニュアル操作ですが、そこは逆に腕の見せ所。上手くローストできればお店品質の豆が安定してできます。

 実際に「KAKACOOコーヒーロースター」で焙煎した豆をネットショップで販売したこともありますが、しっかりとリピーターがついてくれたことが品質の証明かと思います。

 まとめると「KAKACOOコーヒーロースター」は、Amazonで3万円前後(2026年4月時点)と手頃ながら、「仕事にできるレベル(80〜90点)」の豆が焼ける高コスパな一台といえます。


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KAKACOOコーヒークーラー

 焙煎した豆の冷却に使うのですが、これがないと豆が中々冷えず焙煎が進行していってしまいます。うちわやドライヤーの冷風を当てる方法もありますが、専用のクーラーを使った方が素早く冷却できます。

 また、このコーヒークーラーは「チャフ」という焙煎時に出る大量の薄皮を集塵してくれます。うちわで冷却していたころは、大量のチャフがあちらこちらに舞ってしまいその後の片づけが大変でした。

 カエル的にはこの機能がとてもありがたかったです。最後にまとまったチャフをゴミ箱に捨てればよいだけなのでとても楽です。

 容量としては400gまでが限界といった印象。それ以上だとかき混ぜているときに豆が網からこぼれてしまいます。

 価格はAmazonで2026年4月現在16000円ほど、セールだともう2000円ほど安くなってました。安くはありませんが焙煎が劇的に楽になるので用意することをオススメします。


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カセットコンロ

 キッチンのガスコンロにセンサーが付いている方はカセットコンロが必須。温度が上昇すると自動で火力が弱くなってしまい、狙った火力で焙煎が継続できないからです。

 Amazonで3000円~5000円ほど。センサー付きのコンロの方は購入を検討してみてください。アイリスオーヤマなどで十分です。


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デジタル温度計

 KAKACOOコーヒーロースターに付いている温度計はアナログタイプのため、今何℃なのかが分かりにくいです。そこでデジタル温度計を導入しましょう。

 カエルが使っているものを紹介したいのですが、すでに販売終了しているようです。メーカーによって針の径が異なるようなので購入の際は注意が必要。

 Amazonだと針の径まではわからないため、家電量販店で探してみてください。

ハンディクリーナー

 必須ではないですがあると便利なのがハンディクリーナー。焙煎中は想像以上に焙煎機周辺がチャフで汚れます。ハンディクリーナーでさっと吸い込めば汚れが固着する前にキレイにできます。

 Amazonで3000円ほどと手ごろなので、実際に焙煎をしてみて必要性を感じたら購入を検討してみてください。


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 以上、カエルが焙煎に使用しているアイテムです。セールのタイミングを狙えば全て揃えても45000円といったところ。安くはないですが本格的な焙煎を手軽に始めるには無理のない金額ではないでしょうか。

焙煎の流れ

 ここからはKAKACOOコーヒーロースターを使った焙煎の方法について解説していきます。基本的な焙煎の流れを画像にまとめてみました。

①余熱 / 約200℃

 ドラムを回転させながら熱を加えていきましょう。200℃になったところでドラムの回転と火を止め、生豆を投入します。

②水抜き / 約150〜160℃

 生豆を投入したらすぐにドラムを回転、再点火しましょう。火力は中火。焙煎量にもよりますが、火力が弱すぎると焙煎時間が長くなり、豆の風味が落ちるからです。

③1ハゼ / 約190〜200℃

 170℃を超えたあたりでやや強火に変え、200℃近くになるまでじっくりと待ちます。200℃前後で「パチパチ」という高い音がし始めます。1ハゼです。

 シナモンローストはこのあたりでフィニッシュ。1ハゼは1分~2分ほど続きます。1分半ほど経ち「パチパチ」音のピークが過ぎたあたりがミディアムロースト。1ハゼが終わり30秒~1分ほど経ったところがハイローストです。

④2ハゼ/ 約215〜225℃

 1ハゼが終わり、さらに温度が上がると215℃前後で「ピチピチ」という低い音がします。2ハゼです。2ハゼが始まると一気に温度が上昇するので火力をやや弱火に調整します。

 2ハゼ開始後20秒~30秒でシティロースト、1分~1分半、2ハゼのピークでフルシティロースト、2分~「ピチピチ」音がほぼなくなるあたりがフレンチロースト、2ハゼ終了のタイミングがイタリアンローストです。

⑤冷却

 目標の焙煎になったらすぐにクーラーに豆を移し入れ、混ぜながら豆を急冷して完成です。

まとめ

カエル

焙煎のやり方、わかったかな

ネコ

これなら焙煎できそうにゃ♪

カエル

同じ豆でも焙煎度によって味が変わるから面白いよ

ネコ

そうなの!?さっそく試してみるにゃ

 焙煎とは何か、何を準備してどう焙煎をすればよいかわかりましたか?小型自動焙煎機、コーヒークーラー、温度計、カセットコンロがあれば本格的な焙煎が始められます。

 もし小型自動焙煎機の導入が難しいようでしたら初めは手鍋焙煎からスタートするのもよオススメ。焙煎の流れは同じなので本記事の内容が参考になるはずです。

 焙煎のやり方はカエルが普段実践しているものをベースとしています。焙煎を繰り返していく中で試行錯誤し、自分に合った焙煎方法を確立するのも面白いと思います。

 焙煎は奥深いですが、基本さえ理解すれば自宅でも十分楽しむことができます。生豆から焙煎した一杯のコーヒーは、格別の味わいを楽しませてくれるはず。やる気になったのなら、あなたも今日から焙煎士です。

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